リタゲタグを入れっぱなしにしておく弊害(流用・悪用リスク)

タグの話
・headに入れなくて良い話
・headに入れるとページ表示に悪影響の可能性
※原則としてheadブロックは読み終わらないとページを描画しない

リタゲタグの危険性、非効率リスク
 →ちゃんと管理しないと膨大な顧客データを先方に提供して、先方に再利用されちゃうリスク
 (俺が悪い代理店、悪いアフィなら100%やると思う)
 (A商品よりB商品の方が競合が分かりやすいので狙い目)
 (極論、当社の案件で黒字にならなくてもマーク集めて他で流用して刈り取れればOK)
 →だからこそ「入れたリタゲタグは使わなくなったら必ず消す」ことが必要
  自社リタゲデータを使って他社広告を出されると入札競合してCPC上がるリスク
 →うちのマークを使ったリタゲはやればやるほど非効率になるリスク
  やってるとは思うけど、入札「面」のコントロールで同一面で代理店同士が競合しないように
 →同じパイを使って広告出す相手が増えれば増えるほど競合して価格が上がり成果がでづらく
 →これが、リタゲタグを入れっぱなしにしていると、仮にうちの契約は終わっても、
  うちのマーク使って出稿されていたら、知らないところで競合して入札単価に影響が出ている可能性もある

同期処理と非同期処理
・CVページで動的にデータ取得しているものは同期処理
・読み込み途中でページ閉じると成果データがそこまでしか送られない
・YTMで入れてるCVタグは非同期処理
・非同期処理は返事を待たないだけで、処理としては順番に処理してる
・非同期処理も、途中でページ閉じたらそもそも通信が発生しない(成果が上がらない)
★顧客は完了ページなど、すぐ閉じるものだろう
 見えないタグの読み込みなんて待つ人は居ない

YTM
・CVタグを入れれば入れるほど、後半のタグは成果計測されないリスク
・後に入れたものほど後半になるからこそ前半部分で使ってないタグは消すべし
(だからこそ、使っていないタグを消す重要性がある)

★計測できない成果は、結果として販促成果ではないCVになり、CPA評価に繋がらず、
 広告を正しく評価できない

<テスト>
・シークレットウインドウを開いてF12を押してNetworkを見る
・その後下のCVページを読む
 /shop/dform/complete.php
・表示がくるくるしている間は処理中で、終わるまではタグを一つ一つ処理してる
・非同期通信は返事を待たないだけで、やはり順番に処理してるのが分かる
・途中でブラウザの「×」で中止してみよう、読み込みがそこで止まる
・これはつまり、ページを離脱された、閉じられたのと同じことである
・また、読み込みの最中に404エラー等を起こすタグがある
・これは同期通信だったら、返事が来るまでそこで次の処理が止まることがある
・エラーになるタグも結構あるよね

★こういう、タグの管理は誰の仕事なのか??
 決まってないわけよ、今は。誰の仕事にもなってない。
 ちゃんと管理しないと色々なところに影響が出てしまう。
★誰かが悪いわけじゃないんだけど、みんなでこの問題は考えていきたい。
 だからこそ、まずは考え方を理解してもらえたらな、と思って。
(正直、代理店でもここまでわかってる営業はほぼ皆無、逆にエンジニア側はある程度分かってると思う)

<参考情報>
いつの間にかコンバージョンページが真っ白に! 他人事ではない「外部タグ」による重大トラブルが増加中
https://webtan.impress.co.jp/e/2013/02/27/14686

タグマネジメントには気をつけよう。
http://www.pablos.jp/digital-marketing/be-careful-tagmanagement/